車で通勤していたら、急に前輪タイヤからシャリシャリ音が発生!
ネットで色々調べてみるとブレーキパッドが怪しい。
ブレーキパッド交換は素人の自分でも出来そうだったので早速やってみました!
パッソからシャリシャリ音が発生
ある日、左前輪タイヤからブレーキ踏まなくてもシャリシャリ音がなるようになりました。ただ、しばらく走ってると鳴らなくなるので「たまたま出ただけかな?」なんて思ってました。
しかし、一向に良くはならず、どんどんひどくなる一方。
「このままだと音もうるさいし車にも悪影響ありそうだから対処するか」
と重い腰を上げました。
ネットで原因を探ってみると「ブレーキパッドの交換が必要」との情報がちらほら。
さらに「ブレーキパッドの交換は簡単」という情報も。
なら自分でしてみようかなと思って、Youtubeで交換手順を見てみると、「ほんとに簡単!」
実際に自分でやってみましたのでその手順を紹介します。
ブレーキパッド交換やってみた
ブレーキパッドの交換にいくつかの道具が必要です。必要な道具
僕が用意したのはこの道具たち。
これだけあれば、とりあえずブレーキパッド交換には困りませんでした。
あと手袋とかあると手が汚れづらいので便利です。
油圧式ジャッキ(車体を持ち上げる道具)
クロスレンチ
コンビネーションレンチ(ブレーキパッド取り外し用)
パイププライヤー or C型クランプ(ピストン戻し用)
手袋
交換の流れ
実際の交換方法を説明します。
素人でも手順通りやれば簡単に交換できます。
不安な方はYoutubeなどで実際に交換している動画を見たほうが分かりやすいと思います。
作業を始める前に全体の流れを把握しておくと間違いが無いです。
- ジャッキで車片面を持ち上げる。
- ホイールカバーとタイヤを外す。
- ブレーキパッドの固定ネジを外す。
- 古いブレーキパッドを外し、ピストンを押し戻す。
- ブレーキパッドを新品と交換する。
- 上記全てを元に戻す。
- もう片側のブレーキパッドも交換する。
- ブレーキペダルを何回か押し込みピストンを戻す。
- エンジンをかけ低速でブレーキの利きを確認する。
※ピストンを戻した際にブレーキフルード(ブレーキ用の液体)が溢れる可能性があるようです。
※僕の場合は溢れることなかったですが、Youtubeなどで詳しく解説している動画があるので確認してください。
1.ジャッキで車体を持ち上げてタイヤを外す。
普段タイヤ交換は自分でやっていたので、タイヤを外すのは簡単!
こんな感じでタイヤが外れました。
2.ブレーキパッドの固定金具のネジを外す。
ブレーキパッドは六角ボルトで固定されているのでそれをまず外します。
大きな金具を上に持ち上げるとブレーキパッドが外れるようになりました。
この状態でブレーキパッドを一つずつ外していきます。
シャリシャリいうほど摩耗したブレーキパッドはこんな感じ。
パッド部分の厚みがほとんどありません。
ピストンを押し戻す
この作業で一番大変なのがこの作業。
写真の丸い形状のピストンを押し戻す必要があります。
僕はパイププライヤーに古いブレーキパッドを挟んで、押し戻しました。
継続的に強い力をピストンに与えられれば、ゆっくりとピストンが戻っていきます。
なので同様の力が加えられれば、どんな方法でも良いと思います。
ピストンが初期値に戻るとこんな感じ。
新しいブレーキパッドと交換
ブレーキパッドは形に合わせて押し込むだけで簡単に取り付けできます。
金具が飛び出ている方が、車体の内側ですので間違えないようにしてください。
新品の取り付けが終わったら金具を戻して、ボルトを締めて金具を固定してください。
その後、反対側も同様にブレーキパッドを交換します。
交換が終わったあとはブレーキパッドを何度も押し込む。
初期位置に戻したブレーキピストンを再度、ブレーキパッドまで接触させる必要があります。
ブレーキを10回くらい強く踏みつけてください。
超低速でブレーキテスト
車のエンジンをかけてゆっくり前進させながらブレーキが効くかどうか確かめてください。
問題が無さそうであれば、車道に出て低速で車を走らせてブレーキが完全に動作するか確認してください。
まとめ
作業時間はだいたい1時間くらいでした。
タイヤ交換ができる方なら簡単に作業できると思います。
費用をなるべく抑えたい!とか僕のようにディーラー予約が面倒くさい。という方は自分で交換に挑戦するのもオススメ。
これができれば、もうブレーキのすり減りも怖くありません!
ぜひ皆さんも挑戦してみてくださいね。