2021年3月にAWSクラウドプラクティショナーを受験して925点以上で合格しました!
その時に僕が勉強した内容と学習ポイントをまとめてみましたので、
これから受験する方は参考にしてみてください。
AWSクラウドプラクティショナーとは?
クラウドサービスの仕組みや利点をもっと理解したい方、これから仕事でクラウドサービスを使うかもしれない方はこの「AWSクラウドプラクティショナー」を取得することをおすすめします。勉強して理解すると、仕組みやその幅広いサービスに驚くことに間違いなしです。
試験の詳細情報
出題数: 65 問
試験時間: 90 分
スコア範囲:100点~1000点
最低合格スコア: 700点
合格スコアは70%以上なので比較的簡単な試験だと思います。
実際に受験してみて
どんな問題が出て何が難しかったか、色々ありましたのでポイント毎に解説します。消去法でしか答えられない問題がある!
公式WEBトレーニングも全て受講済み・問題集を2周以上+AWS教本も一読済みでしたが、見たこともないサービスが選択肢に出てきて困りました。
(AWS GlueとかとかAWS Batchとかとか)
問題文から正解が分かればいいんですが、これまた聞いたことない機能や使い方を問う内容。
こういう場合は消去法で知っているサービスを切り捨てていくことが大事です!
例えば、AWSコンプライアンスレポートについて聞かれているのであれば、「Amazon EC2」や「AWS Organizations」などの選択肢があったとしてもそれは確実に不正解だと分かりますよね。
こうやって確実に間違いだと分かる選択肢を消していって、答えにたどり着くのが消去法です!
僕はこれで4問ほど答えにたどり着くことができました。
AWSサービスは100個以上あるけど、概要だけでも覚えておくと吉
AWSのサービス一覧をみてもらえれば分かりますが、AWSには大量のサービスが提供されています。
全部を完璧に覚えることは無理なので概要(以下ポイント)だけでも覚えておくと分からない問題が減ると思います。
各サービスの理解しておくべきポイント
・どんな用途のサービスなのか?(リソース提供、分析用途、データベース、コンテナなどなど)
・ユーザが何をしたい時に使うサービスなのか?(アプリケーション開発したい!とかコードだけ実行したいけどサーバ本体買いたくない!とか)
・ユーザはどこまで管理するのか?(フルマネージド型ならほぼ管理不要。EC2とかはインスタンス起動停止などがユーザ管理)
試験で出たサービスの一覧はページの最後に書いていますので参考にどうぞ。
※絶対に理解しておくべきサービスには★つけておきました。
実際に出題されて分からなかった問題
・AWS Snowball EdgeはネイティブでどのAWSサービスをサポートしていますか?
(答え:AWS Trusted Advisor)
・インタラクティブなダッシュボードを使用して、視覚的にレポートを公開したいと考えています。これを実現するためにどのサービスを使用できますか?
(答え:Amazon QuickSight)
・データウェアハウスのインフラストラクチャプロビジョニングと管理の自動化に役立つサービスはどれですか?
(答え:Amazon Redshift)
問題文がまず分からん!って感じでした。
横文字の言葉が多すぎて頭が混乱状態に。
最終的にこの問題は「カン」で答えました。。。
合格に向けた勉強方法
1.AWS公式WEBトレーニングを受講する(無料)
以下サイトにて無料のトレーニングビデオ(日本語字幕)と30問程度の問題が提供されています。
こちらで勉強することで基礎的なサービスが理解することができると思います。
amazonアカウントでログインして、「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語字幕版)」のコースを受講してください。
※デフォルトで「英語」表示なので、ページ内右側の言語選択を「日本語」にするのを忘れないでね。
2.AWS公式Youtubeの講演動画を見てサービスの仕組みを理解する(無料)
YoutubeにAWS公式の講演動画が大量にアップされています。
移動中や家事の合間に「ながら見」でいいので視聴すると、よりサービスへの理解が深まると思います。
Youtubeで「AWS 入門」や「AWS 初級」で検索してみましょう。
以下のような動画が見つかると思います。
僕のおすすめは以下の動画。
※この中でもデータベースの解説をしている高橋さんの声がとっても聴き心地がよくて好きです。
3.AWSの資格試験本を購入して学習する(有料)
Amazonなどで以下の教本が売っているので、紙の本で勉強したい方はこちらもオススメです。
WEB教材だけでは追いきれないサービスまで理解を深めることができます。
さらに著者のクラウド体験記なども書いてあるので、より具体的な使い方やサービス効果を知ることができます。
僕はこちらも購入して学習しました。
4.問題集を購入して点数アップを目指す(有料)
確実に合格したいのであれば、問題集を購入するのが手っ取り早いです。
ただ料金もそれなりに掛かるので会社から取得を促されているのであれば、こちらを購入するのが簡単で確実です。
こちらも僕は購入して学習しました。
実際の試験でもこちらの問題集から4割以上出ていました。
問題集で分からなかったサービスはAWSの公式ページで調べて理解を深めれば、合格間違いなしです!
試験で選択肢として出題されたサービス一覧(記憶にある範囲)
ここでは実際の試験で問題の選択肢として出てきたサービスを箇条書きにしています。出題範囲全てを網羅できていないと思いますが勉強の参考にどうぞ。
一つ一つのサービスの名前を見て「どんなサービスか」を答えられれば完璧です!
★が付いたものは、絶対に理解しておくべきサービスです。同サービスを問う設問が複数出てくる可能性が高いです。
- Amazon EC2 ★
- Amazon Lightsail
- AWS Lambda ★
- AWS Batch
- AWS Elastic Beanstalk ★
- AWS Outposts
- Amazon S3 ★
- Amazon S3 Glacier ★
- Amazon EFS ★
- AWS Storage Gateway ★
- AWS Backup
- Amazon RDS ★
- Amazon DynamoDB ★
- Amazon ElastiCache
- Amazon Neptune
- AWS Server Migration Service
- AWS Snow Family(Snow Ball,Snowball Edge,Snowmobile) ★
- Amazon VPC ★
- Amazon CloudFront ★
- Amazon Route 53 ★
- AWS Direct Connect ★
- AWS Global Accelerator
- AWS CodeCommit
- AWS CodeDeploy
- AWS CodePipeline
- AWS Organizations ★
- Amazon CloudWatch ★
- AWS Auto Scaling ★
- AWS CloudFormation ★
- AWS CloudTrail ★
- AWS Config ★
- AWS OpsWorks
- AWS Service Catalog
- AWS Systems Manager
- AWS Trusted Advisor ★
- AWS Well-Architected ★
- Amazon Lex
- Amazon Rekognition
- Amazon Athena
- Amazon Redshift
- Amazon EMRaws
- Amazon Elasticsearch Service
- Amazon QuickSight
- AWS Glue
- AWS IAM ★
- Amazon Cognito
- Amazon GuardDuty ★
- Amazon Inspector ★
- Amazon Macie
- AWS Certificate Manager
- AWS Key Management Service
- AWS CloudHSM
- AWS Directory Service
- AWS WAF ★
- AWS Shield ★
- AWS Artifact ★
- Amazon Simple Queue Service
- AWS Cost Explorer ★
- AWS Budgets ★
- Amazon Connect
- Amazon AppStream 2.0
- Amazon ECR
- Amazon ECS ★
- Amazon EKS
- Amazon EBS ★
- Amazon EC2 Auto Scaling ★
- AWS CDK
- AWS CLI
- Elastic Load Balancing ★
- AWS Marketplace ★
OnVUEによるオンライン試験について
初めて自宅でオンライン試験を受けてみましたが、初回いきなり「試験官が来ない」というトラブルが発生しました。このOnVUEでのトラブル体験記は後日詳細を記事にしたいと思います。
OnVUEで試験監督が現れないトラブル発生
記事にしました。
www.ce-life.net