まずはこの質問に答えてみてください。
「あなたは青春していますか?」
過去の話をしているわけでは無いんです。
「今」ですよ!「今」!
意味が分かりませんか?
その意味を知れば、あなたの人生観(心の持ち方)が変わるかもしれません。
言葉の意味としての「青春」
そもそも青春という言葉の意味を知っていますか?
世間一般の人々が知る青春の意味はまず探りましょう。
辞書で調べてみるとこう書いてありました。
・春を表す言葉。
・夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの。
うんうん、分かります。
一般的な認識はまさにコレでしょう!
「青春」=「若い時代」とのことなので、
若くない人(僕を含む)には間違いなく青春はやってこない。
ということですよね!
待って!そんなの悲しすぎませんか?
学生時代は活躍がなかったけど、社会人になって花開いた人だっているじゃないですか!
「青春」は若さが基準なんでしょうか?
サミュエル・ウルマンが書いた詩「青春」
サミュエル・ウルマンという方が書いた「青春」と題した詩があります。
「青春なんてなかったなぁ。もう一度、学生時代に戻りたいなぁ。」
そんなことを持った23歳の僕。
その時に出会った詩がそれです。
この歌では「青春は心の若さである」という考え方を示してくれています。
まずはこの詩を読んでみてください。
青春
サミュエル・ウルマン作
青春とは人生のある期間ではなく、
心の持ちかたを言う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意思、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいいう。
青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
歳を重ねただけでは人は老いない。
理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にシワを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い、精神は芥(あくた=ゴミ)にある。
60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、
驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓(えきてい=送り継ぐ手段)が心にある。
人から神から美・希望・喜び・勇気・力の
霊感を受ける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、
悲歎の氷に閉ざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已(や)む。
詩「青春」について
この詩はアメリカの実業家「サミュエル・ウルマン」が70代の時に「Youth(青春)」と題して書いた詩になります。
連合国司令官ダグラス・マッカーサーが執務室に掛けていたことでも有名な詩です。
この詩が伝えたいことそれは。
「その人の心の在り方、心の若さを青春と呼ぶ。」
ということです。
詩「青春」と私の出会い
私が青春と出会ったのは、23歳の時。
それまで彼女がいたこともなく、辛いことや不安なことから逃げ続けて生きていました。
「このままじゃいけない」
心の奥ではそう思っていましたが
「今までもやってこなかったし、今からやっても遅いだろう」
と変わることを諦めていました。
そんな時、会社の講習会に参加。
その講習会で講師の方がこの「青春」の詩を紹介してくれたんです。
その時、「人生に遅いも早いもない。今からでも自分を変えていくことは可能だ」と大きく感銘を受けました。
この詩と出会って私は行動を開始した!
学生時代に青春なんてなかった。
でも青春はこれからでも経験できる。
今、何もしなければ未来は変わらない。
そう思い、行動を開始したんです!
そこから人生は好転!
一人暮らしから始まり、
↓合コン主催
↓彼女ができる
↓同棲
↓結婚
↓新築を建てる
→子供が生まれる!
たった5年の出来事です。
23年間何もしてこなかった自分が、たった5年でここまでこれたんです。
行動すれば人生が変わる。
私の過去がそれを証明しています。
この詩は私の人生に大きな影響を与えた詩だと思っています。
まとめ
この記事であなたの「青春」という言葉のとらえ方は変わったと思います。
この詩のように「心の若さ」を大切に生きていければ、人生が楽しいものに変わっていきます。
あなたが感銘を受けた言葉、尊敬する人物の考え方、それをみずから実行する。
これだけで人生は明るい方向へ向かうと思います。
ではまた。